アイリストと美容師の関係

アイリストの法律の壁

アイリストという職業が人気を博していますが、最近になって資格の問題に対しての当局の取り調べが厳しくなってきております事が問題として浮上してきております。
一昔前に「まつ毛」を美容することで美しく見せるテクニシャンが人気となってアイリストという職業が生まれて来ました。

 

爪を美しくする職業をネイリストと言いますがアイリストは目元をいかに美しく見せるかという技術を有する方のことを指します。
以前は美容院などでアイリストが行なう「まつ毛の美容」は特に資格が無い方でも黙認されて働くことが出来ましたが、アイリストの施術のために眼の感染症が起きたりするトラブルが起きたことから次第に当局は厳しくなってきました。

 

最近はアイリストを養成して私的な資格を発行する学校ができており、あたかも私的な認定証のようなものでアイリストとして開業することが可能で美容院などでも働けるような錯覚を与えるものが増えております。

 

しかし、現実にはアイリストとして人の体に触れて有料で仕事をすることは美容業法の無資格の営業となりますので処罰の対象になります。
アイリストの業界としての需要は増えておりますので職業としては魅力的ですが、資格問題で躊躇する方が多くいます。

 

◆アイリストは美容師免許が必要です。
アイリスト自体には資格制度はありませんがプロの職業として働いたり開業するには「美容師免許」が必要になります。
平成20年3月の厚生労働省から「まつ毛エクステンションの危険防止の徹底」という通達が交付されてから美容師の資格なしでアイリストの仕事をすることが禁止となりました。
しかし、美容師が片手間でアイリストの真似をして簡単に出来る職業ではないので、美容師資格の有る方がアイリストのスクールで勉強するケースが増えています。

アイリストの技術がない美容師の施術問題

「まつ毛の美容」が人気のあるものになって多くの美容院でも美容師にアイリストの勉強をさせて客のニーズに答えようとしています。

 

以前は専門に勉強したアイリストを採用していた時期が有ったのですが2003年3月の厚生労働省からの「まつ毛エクステンションの危険防止の徹底」という通達が出てからアイリストでも美容師の免許を所有していない人を雇用することが出来なくなりました。

 

しかし、美容室のお客からの高いニーズがありますので美容師の資格を取得した者に急きょ勉強させてアイリストとしてやらせているとことが増えています。
しかし、まつ毛のエクステンションは、片手間に出来るものではなくて専門にアイリストの養成学校で勉強して技能検定試験を取得して初めて一人前になれるものですので、美容師免許を持っているからといってモノマネで簡単に出来るものではありません。

 

一人前のアイリストになるには相当の知識と技術が必要ですが、美容師の免許があればモノマネでも違法にならずに出来てしまうことが返って問題になっています。

 

美容師の専門学校では「まつ毛エクステンション」の勉強は全く勉強過程に含まれていませんので素人が行なっているのと変わりがありません。
本来のアイリストの養成スクールのほうが実際の面で優れているとも言えます。

 

このような安易な法律の運用に関しては疑問視する団体や関係者も増えています。
しかし、アイリストとして勉強してきた人達の大部分は美容師の免許を持っていないのが現実ですが、美容師の資格を持っているがアイリストとしての勉強をしてない人達よりも知識の面でも技術の面でも上を行っているが現実になっています。

 

このように「まつ毛美容業界」では、現行法の運用だけでは現実に追いつかないという不合理が発生しています。
このまま放置しておくことはせっかくまじめにアイリストとして勉強した人達が、隠れて施術するという危険性が増しますので考え直す必要が有るのではないでしょうか。